愛媛県文化協会創立三十周年記念表彰
愛媛県文化協会創立三十周年記念表彰
愛媛県文化協会の創立三十周年記念式典が、5月16日、松山市道後の愛媛県県民文化会館で開催された。2023年度の地域文化功労賞の三個人、奨励賞の二個人とともに、創立三十周年を記念して、協会の発展に尽力した個人と団体が表彰された。
コロナ禍により、この数年、文化協会の総会や式典も中止となっていたが、今回は、約150人が出席しての久しぶりの開催となった。オープニングアクトとして、愛媛交響楽団による演奏も披露され、これまでにない演出での式典となった。
愛媛県文化協会は、平成2年に「第5回国民文化祭」が愛媛県で開催されたことを契機に、文化団体の育成とネットワークづくりを目的として、平成4年11月に発足した。県民総合文化祭の開催や機関紙の発行、顕彰事業などを通じて文化活動の活性化と県民文化の振興を図っている。
現在、合唱、吹奏楽、バレエ、日舞、演劇、能楽、文楽、俳句、川柳、連句、書道、華道、茶道など38の団体が活動している。今回、虎造節保存会の浪曲の活動が評価され、創立名誉会長の八木健が三十周年記念功労者として表彰された。
写真左:愛媛県文化協会創立三十周年記念誌
写真右:八木健(八十三歳)虎造節保存会創立名誉会長
2023.5.16